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米国内商業銀行の預金残高が2年ぶりの低水準に、融資も鈍化

  • 執筆者の写真: 浩二 橋本
    浩二 橋本
  • 2023年5月7日
  • 読了時間: 2分

更新日:2023年5月9日



アマゾンの熱帯雨林にとって、金価格の上昇は悪いニュースです。金の需要が急増し、違法な採掘が増加することで、森林破壊や先住民コミュニティーへの暴力行為が増えるからです。


金は従来から政治的な不安や金融危機時における安全な避難先とされており、その価格は4月初めに1オンスあたり2000ドル(約27万円)を超え、過去最高値に迫っています。


アマゾン川流域を含む南米9カ国では、16世紀後半から金の採掘が行われてきました。採掘者たちは何世紀にもわたり、シャベルと原始的な選鉱鍋を使って、アマゾン地域の河川や河岸の泥や砂の中に埋もれた小さな金塊を探し続けてきました。


近年では、アマゾン川流域が小規模な違法な金の採掘の中心地となり、2000年代初頭に金価格が上昇しゴールドラッシュが起こって以来、違法採掘は急速に増加しています。


ブラジルをはじめとするアマゾン熱帯雨林地域では、コロンビア、ペルー、エクアドル、ボリビア、ベネズエラなどの国々も金の違法採掘による深刻な影響を受けています。先住民グループもしばしばその影響を受けており、世界資源研究所によれば、先住民居住地の20%以上が採掘権の対象地域や違法採掘が行われている土地と重なっているとされています。


ブラジルでは、特に北部パラ州のタパジョス川流域周辺が小規模な金採掘の盛んな地域として知られています。また、ベネズエラとブラジルの国境にまたがる地域では、先住民族ヤノマミ族が住んでおり、ここでも違法採掘が増加しました。違法採掘は2015年から2020年までに20倍に増加したとされています。

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